2010年10月29日

賛美♪

発表会を終え、一週間後の17日(日)に会堂5周年記念礼拝でフルートソロ(+Pf.)1曲と弦(+Vn.+Va.+Vc.)とのアンサンブル1曲をやることになっていた。



ソロをどうしようか少し考えて長い間やる機会がなかったこの楽譜を取り出した。




15年程前にフルート仲間に見せてもらった曲集。


自分も欲しくて楽譜を探し回ったが見つけられず、お借りして巻だけコピーを取った。(後で調べたら絶版になっていた)




そして、去年。



結婚式で演奏するために名護からレッスンを受けに来ていた生徒さん(クリスチャン)がある日、


「あの〜、こんなのが家にあるんです。ずっと前に妹が買ったんですけど…難しくて。。。」と、その楽譜を全巻もって現れた。




うぉー!!!と私は叫び(心の中で)即行、お借りしてコピーさせてもらった。



編曲者は1941年北海道、仁平牧師の三男として生まれ東京で数学の教師をする。

フルートは金昌国氏、吉田雅夫氏の各氏に師事。(東京芸大の教授)


数学の教師とはいえ、この仁平さん結構フルート吹けたんだはず。


讃美歌のメロディーラインを壊さないようにしつつフルートの魅力を表現できる中上級者向けのアレンジ。ナイス!



この中から「主われを愛す〜雄々しくあれ」と「神の御子にますイエス」の2曲を選ぶ。


♪主われを愛す

主われを愛す、主が強ければ、我弱くとも、恐れはあらじ。

わが主イエス、わが主イエス、わが主イエス、われを愛す。


♪雄々しくあれ

雄々しくあれ、強くあれ、少年たちよ。

神様はどこにでも共におられる。

我らを倒して負かすものはない。

雄々しくあれ、強くあれ、強くあれ。




私は小学校6年間、毎週日曜日に教会学校へ通っていた。(その後、放蕩)


なので、この曲を歌うと小学生の頃に瞬間ワープする。(見た目はそのまま(苦笑))




良かった私フルートで。

歌だと言葉がダイレクト過ぎて泣くはず(ToT)




もう一方の

♪神の御子にますイエス

神の御子にますイエスに、罪を敵として立つはたれぞ。
全てをすてて従いまつらん。
わが全てにます王なる主イエスを。


こっちは♪アニーローリー(スコットランド民謡)に歌詞がついたものなので一般的に馴染みやすいかなと。



この2曲を持ってヴィオラのM姉妹に相談したら「神の御子にますイエス」を即座にチョイス!



だが、この話を持ってきたこのヴィオラの姉妹。私とピアノ伴奏者を引き合わせず、お孫さんの運動会のため関西方面へ旅に出る。。。(私は8月の終わりに教会員になったから知り合いが少ない)



発表会終わってから思った。



姉妹いつ帰って来るんで・す・か〜・・・・( ̄▽ ̄;)と。



この教会、賛美が素晴らしく奏楽が何人かいるっぽいので大丈夫だはずと思いつつもだんだん不安に。



そして、なんと。伴奏者T姉妹と連絡ついたの4日前。



私「今すぐにでも楽譜をお渡ししたいんですけど……〜何時何時ドコドコ……曲は…神の御子にますイエス…」


T姉妹「え?同じ曲だね。私もなかなか会えないから心配になって家にあったフルートの楽譜から、神の御子にますイエスを見てたんだけど〜…」と。


ななんと。同じ曲を準備してる…


本の色はブルーで編曲は仁平弘幸、ページはP10〜P12の3枚…って。。



なななんと!同じ本の同じ曲♪( ̄▽ ̄)





私、このピアノの方とやるの初めてですけど。




絶版になってる幻の楽譜なんですけど。





ハレルヤ〜♪



凄いよ〜。神様♪本当にいるんですね☆(…ってオイオイ。)



こうして私たちは、神様のご計画のもと演奏することが出来た♪



前日、伴奏合わせ
by礼拝堂






ちなみに特別礼拝、最後に会堂のみんなで賛美した曲は


「主われを愛す」だった。

もちろん(ToT)


I LOVE JESUS♪



Posted by midori at 07:47│Comments(3)
この記事へのコメント
初めまして。突然失礼します。仁平弘幸先生は自分が高校の時の担任で、数学教師でした。自作の金や銀のフルートの話も聞いてます。学校の勤務が終わると東京藝大の器楽科教官の青山昌国(金昌国)師や吉田雅夫師にフルートを師事されてましたね!
高校の文化祭でブルックの精霊の踊りとショパンの夜想曲嬰ハ短調を私が伴奏しました。あとドップラーもですね。
もう50年近く前の事でその時の楽譜と先生が中学生の時に使用してた音楽教科書が我が家に保存してあります。
昨年帰天されたとの連絡がありました。涙が溢れてどうしようもないです。晩年は音楽家の娘さんやお孫さんに囲まれて幸せに過ごされたそうです。

フルートはセミプロと言うよりプロでしたよ。技術はもちろんのこと、表現が豊かでした。私のピアノにも結構ダメ出し頂きました。音楽を職業にしてもいけたのに教育に情熱が凄かったです。
Posted by Akkun(♂) at 2016年05月10日 06:59
Akkun(♂) さん

初めまして。随分前に書いた記事に、仁平弘幸さんと所縁ある方からコメントを頂けるなんてビックリです!ありがとうございます‼︎

この曲集から何曲かを度々演奏させて頂きましたが、仁平弘幸先生とはお会いすることなく、どんな方だろうと思いをめぐらせていました。
コメントを頂いて、イメージしていた通りのお方だったのだなぁ…と。
昨年お亡くなりになられたんですね。。。幸せに満ちた生涯を送られたようで良かったですが、やっぱり慕っていた方と会えなくなるのは寂しいですね。

高校文化祭で伴奏されたとありますが、Akkun(♂) さんも音楽に携っておられる方なんですか?

私はまたまた放蕩中で(^^;; 賛美から暫く離れてますが、今後も大切に演奏させて頂きますね。ありがとうございました♪
Posted by midorimidori at 2016年05月10日 21:15
返信ありがとうございます^^;
仁平弘幸先生との出会いは私が普通科高校一年の時、先生は26歳くらいの数学教師バリバリでした。私が放課後、音楽室でピアノを弾いていたところを聴かれてしまい、一緒に音楽やらないかと言われてコンビが生まれました!
発表の場は文化祭で私のピアノ独奏と先生とのフルート演奏で、その時の伴奏したのが先に記した曲です。ショパンの遺作もフルート版です。
その頃の文化祭で音楽教師の後輩の東京藝大声楽科の学生が招待演奏したのですが、そのソプラノの女性が仁平弘幸先生の奥様になるとは思いもよりませんでした。
先生はホーリネス教会員で、東京中央教会のコンサートに先生の伴奏として伺ってます。
二人のお嬢様が産まれてからは疎遠になって年賀状の便りだけになってしまいましたけど、お二人ともピアノ専攻の音大へ進まれ、ファミリーコンサートや教会のコンサートも娘さんがサポートされてました。
長女のかたは東京藝大大学院へ進まれ、結婚されて音楽家になられてます。妹さんもですね。先生のお孫さん達もピアノ男子だそうですよ!フルート継がないのかなぁ⁉️

私は藝大へ行きたかったのですが、音楽は道楽だから趣味で極めればいいと言われて東京外大へ進学しました。自分では今でも音楽家になりたかったです。毎日ピアノばかり弾いてます。

先生の家族は音楽一家で幸せだったと思います。一年祭になる7月に所沢の霊園で偲ぼうと考えてます。
Posted by Akkun at 2016年05月23日 01:23
 
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